B型肝炎の予防接種肺炎球菌の予防接種

B型肝炎の予防接種

無防備なセックスによるB型肝炎の感染防止!
約4〜5年間有効です。

B型肝炎ウイルス(HVB)は感染した患者の血液や体液と接触したり輸血をうけた場合、あるいは、無防備なセックス、消毒不十分な注射針や医療器具で感染する場合に(医療行為、歯科治療、針治療、刺青、麻薬常習者など)発病する。

症状

潜伏期間は平均120日(45〜160日)。多くの場合無症状か軽度の症状でおわる。 全身症状として倦怠感、食欲不振、黄疸、吐き気、腹痛、関節痛。死亡率は1%。 6〜10%の確率で慢性化して、肝硬変や肝臓ガンに移行する可能性がある。

予防するには:

渡航先(主に東南アジア)での無防備な性行為を慎み、外傷治療、輸血、手術を受ける際は特に消毒滅菌等に注意する。

摂取方法について
3回接種 (0.5ml)。
接種方法は初回接種日から1ヵ月後に2回目、3回目は初回接種日から6ヵ月後。
有効期限
3回目の接種後、約4〜5年間有効。

肺炎球菌の予防接種

肺炎にたいしてワクチンを接種して予防!

  1. 多糖ワクチンは23種類の型に対して免疫をつけることができます
  2. 免疫は持続して約5年続きます

肺炎球菌には80種類以上の型があって、それぞれの型に対して免疫をつける必要がありますが、現在使われている多糖ワクチンは23種類の型に対して免疫をつけることができます。1回の接種で23の型ほとんどに対し、有効レベル以上の免疫ができます。この免疫は持続して約5年続きます。

抗体価は接種1ヶ月後で最高値となり、その後約4年間はあまり低下しないと言われております。 5年後にはピーク時の80%にまで抗体価が落ち、以後徐々に抗体価は低下します。しかし、5年目以降も効果は残ります。

肺炎球菌ワクチン接種後の副反応(副作用)として、注射部位の腫れや、痛み、ときに軽い熱がみられる事がありますが、日常生活に差し支えるほどのものではありません。約1〜2日で消失します。多くのデータにより、安全に接種できることが確認されています。日本では再接種(2回目の接種)を許可されておりません。

摂取をお勧めする対象者

65歳以上の高齢者や免疫が低下している方に特にお勧めです。 世界保健機関(WHO)は肺炎球菌ワクチンの接種を推奨しております。米国厚生省(DHHS)の疾患管理センター(CDC)は、65歳以上の高齢者やハイリスクグループの人たちを対象に、肺炎球菌ワクチンをインフルエンザワクチンと併用して接種するよう推奨しております。

感染原因と症状
【 感染 】
肺炎球菌は細菌の中の一つです。この肺炎球菌は、体力が落ちている時や免疫が低下している時、高齢者の方など、免疫力が弱くなってくると病気を引き起こします。
【 症状 】
肺炎球菌が引き起こす主な病気としては、肺炎、気管支炎などの呼吸器感染症や副鼻腔炎、中耳炎、髄膜炎などがあります。
予防するには:

肺炎をはじめとするさまざまな病気から、体を守るための日頃の心がけとしては 、外から帰ってきた時にはうがいをしたり、手を洗うなど基本的なことを励行することが大切です。また、天気のよい日には外へ出て陽光を浴びたり、散歩などの適度な運動をする、入浴などにより体を清潔に保つことも大事です。
肺炎の予防についていえば、肺炎のすべてを予防できるわけではありませんが、肺炎球菌ワクチンの接種も重要です。

摂取方法について
初回接種(0.5ml)
摂取回数について
日本では予防注射の法律の関係でインフルエンザなどのワクチン接種時期から1週間以上あける必要があります。
有効期限
1回の接種で約3-6年間抗体がつきます。
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